セックスで一番大切なのが挿入です。性行為において「挿入して女性をいかせてみたい」と思う男性は少なくないと思います。ここでは、そのような男性に向けて挿入の瞬間を気持ちよくするための準備やピストン運動のテクニック、Gスポットを刺激する体位について解説していきます。
挿入の瞬間を気持ち良くするための準備
挿入までの手順として女性の膣内と表面を充分に濡らしておくことは必須です。表面が乾いている膣口に、大きなペニスが無理やり入ってこようとすると女性はかなり痛みを感じ、ペニスは引っかかるようになり中には入りません。一方、表面が濡れていても膣内が濡れていないということもあります。ゴムを付けたあと、挿入する前にもう一度指でなぞるようにクリトリスを優しく刺激して下さい。中までしっかり濡れているか確認するために、膣内に指を入れてGスポットを優しく刺激するのも良いでしょう。
充分に濡れている事が確認できたら、いよいよペニスの挿入です。しかし、ここで焦らず女性に声を「入れるよ?」と一言聞いてあげて下さい。この一言があるとないとでは、女性が抱くあなたへの印象が段違いです。女性は挿入される時、声を掛けてもらうことで「今から入ってくるんだ」という心構えができ、気遣ってくれていることに安心感を覚えます。しかし、男性が自分本位に突然挿入してくると痛みが急にはしり嫌悪感を抱いてしまうでしょう。
挿入はゆっくりと行って下さい。ゆっくりと入れていくと女性が感じる痛みは少なく、入ってくる感じがとても気持ち良く感じます。入れている最中も女性の様子を気にしながら少し入れては止めて入れては止めてを繰り返し、いきなり奥まで挿入しないようにしましょう。
女性が気持ち良くなる!ピストン運動のテクニック
挿入してからすぐに突然奥まで入れて、ポルチオ(膣の奥にある子宮口が膣に突出した部分)辺りを刺激すると女性に痛みが走ります。最初は「まだ奥まで入れられるだろう」という所までに止めて、ゆっくりと浅いストロークでピストン運動を始めます。その時のコツは同じリズムで、始めはゆっくり行うことです。ピストン運動は、押すことばかり優先せずしっかりと引くことを忘れないようにしてください。
ポスチオより手前でじっくりと膣を味わったら、ゆっくりぐーっと押し込むように奥まで挿入してみて下さい。ポルチオ周辺は性感帯と言われていますが、快感を得るには開発が必要です。ですので、中が気持ち良いと感じれない女性は、奥まで突かれるとかなり痛みを感じてしまうことがあります。必ず女性の反応を見ながら「痛くない?」と声を掛けながら進めていきましょう。膣の奥まで挿入したら、ゆっくりとさらに強く挿入してみて下さい。このとき男性の根本と女性のクリトリスが触れ合うことで女性はさらに気持ちよくなります。この動きは男性の動きが少なく休みながら女性の奥を刺激できるので、まだ射精したくないのにイキそうなときに行うのもいいと思います。
挿入したらどうしても早く動かすピストン運動をしたくなるかもしれませんが、ゆっくり動かすほうが気持ちいいという女性は多いです。早く動かすことはいつでもできるので、ある程度年齢が来たらゆっくりと動かすピストン運動を意識するセックスに変えてみると女性は他の人との違いに感動し、全てを預けてくれるように身を任せてくれることでしょう。
単調な刺激を続くのはNG!挿入でGスポットを刺激する体位
挿入してから単調な刺激が続くと、女性はあまり気持ちよくなくなってしまいます。体位や動きを変えて刺激に変化を与えていきましょう。ここではGスポットを刺激できる体位をいくつかご紹介します。Gスポットを刺激する体位はイキやすい体位ではありませんが、いつものセックスに取り入れることで刺激の変化を与えたり、お互いが気持ちの良いセックスを長く味わうことができます。
いつもと少し違う正常位
正常位は腰の下にクッションを置いたり、足で踏ん張ってもらってお尻を浮かせるようにして膣口をいつもより上に向けて下から突き上げるようにして、角度をつけてピストン運動をしてみて下さい。そうするとペニスの先がGスポットに辺り気持ち良くなります。女性に足を踏ん張ってもらう場合は、腰を支えるようにしてあげると女性はそんなに力を入れずに済み、安定します。
寝バック
女性が膝をついてお尻を突き出した状態で挿入する一般的なバックよりも、寝バックの方がGスポットを刺激できます。寝バックは女性が完全にうつ伏せになり、男性が女性のお尻にまたがり挿入します。挿入する際、この体位はペニスを入れにくいので女性にお尻を少し浮かせてもらうと挿入しやすくなります。寝バックでは、亀頭の先端や亀頭の下の方が女性のGスポットに当たり、いつもと違った快感がうまれます。
対面座位
対面座位は男性が座った状態で、その上に女性が抱きつくようにまたがり対面する体位です。この体位でGスポットを刺激するには、女性に少し後ろ手をついてもらい、後ろに反るようにしてもらう必要があります。そうするとペニスが膣内の手前を刺激する体制になり、Gスポットにペニスが当たりやすくなります。この時、男性は女性の腰を支えるように掴んであげるとピストン運動が安定します。
挿入までの準備からピストン運動のテクニック、体位までご紹介しましたが挿入はゆっくりが基本です。ピストン運動も早くしたから、女性が気持ちいいと言うわけではありません。動きを早くするのは徐々にしていくことをお勧めします。いつものセックスに変化を与えたい方は、パートナーと今回紹介したような体位を試してみると良いかもしれません。
AV田淵正浩氏とAV女優江波りゅうさんにインタビュー
女性に評価されるモテる男の気持ちいいセックスにおける挿入方法、AV男優のレジェント田淵正博氏とグラビアアイドル・AV女優の江波りゅう(RYU)さんにインタビューしました。
気持ちいいセックスにおける挿入方法
ゆっくり優しく入れること。でもこれ慣れていないとできないんですよ。
急にバーンって入れちゃう人いますもんね。
ほとんどの人はセックスの経験値が少ないと思うので早めに入れようとして失敗しちゃうんですよね。
挿入の瞬間は女の人も気持ちいいからそこはゆっくり味わうように挿入されると気持ちの高ぶりが変わってきますね。
挿入後の腰の振り方と振るペースとは?
AVでやっている腰の振るぺースは少し早いんですよ。
確かにそうですね。
もっとゆっくりでいいんです。女性の肉感を味わうように動かすのが気持ちいいんです。
挿入角度で気持ちよさは変わってきますか?
変わります。
変わりますね。
角度をつけるのであればちょっと下から上に突くと気持ちいいんですけどコンドームで擦れちゃう場合もあるので女性に気を使ってあげることが大事になります。
体位によって挿入方法は異なるのでしょうか?
特にどの体位でも際立って変わることはないですね。
今回のインタビューでもありましたが、ペニスが入ってくる瞬間が好きな女性は多いです。まだ中イキを経験したことがない女性は、「ペニスが入ってくる瞬間は少し痛いときもあるけど、入ってしまってからよりも気持ちいい」という人も少なくありません。この挿入の瞬間の気持ち良さは、ゆっくり挿入されることで得られます。急に勢い良く入れられると、女性は快感ではなく痛みを感じてしまいます。ピストン運動もAVでよく見る速度よりもゆっくりぎみして、膣内の感触を味わうことを楽しんでみて下さい。
田淵正浩氏が言っていたように、角度を付けた挿入は女性も気持ち良くなります。下から上に角度をつける体位は今回紹介した対面座位や、少し腰を浮かせた正常位で試してみることをお勧めします。