黄ばみが原因で老けて見られることも!歯の黄ばみが、あなたの印象に想像以上に影響を与えている
2013年、イギリスで男女2000人を対象に行われた調査で、歯が白いと「見た目年齢が5歳若返る」という結果がでたそうです。「ちょっとした歯の着色なんて大したことないでしょ…」と思われる方もいらっしゃいますが、歯の黄ばみは想像以上にあなたの魅力を左右するものです。ここでは気になる女性の前ではもちろん、ビジネスシーンでも、あなたの素敵な笑顔がより一層輝くように歯の黄ばみの原因、対策、お手入れ方法について書いていきます。
加齢、タバコ、飲食物…、まずは歯の黄ばみの原因を知りましょう!
タバコのヤニ
タバコのタール(ヤニ)は粘着性のある着色しやすい物質で出来ています。このヤニが歯に付着して歯の黄ばみや歯が茶色になる原因を作ってしまいます。
加齢
加齢によって歯が黄ばむこともあります。加齢によって歯の表面のエナメル質がすり減っていきます。そうすると、歯の内部にある黄色い象牙質が透けて歯が黄ばんで見えるようになってきます。
食べ物・飲み物
色の濃い食べ物、飲み物を多く食べると、ステイン(着色汚れ)が付着しやすくなります。ステインが付きやすいと言われている、代表的な飲食物は、コーヒー、紅茶、チョコレート、カレー、赤ワイン、白ワインなどです。
歯石
歯磨きの際にブラッシングが隅々まで行き届かずに残ってしまった歯垢が硬くなり歯石になります。この歯石にステイン(着色汚れ)などが付着し変色すると、歯の表面の黄ばみより濃い黄色なり、より目立ちます。
自宅や歯医者さんでできる黄ばみ対策、お手入れ方法
自宅で始められる歯の黄ばみ対策
歯磨き粉をホワイトニングに特化したものに変える
歯を白くする効果がある事を押し出している歯磨き粉は、食べ物や飲み物、タバコが原因で歯に付着したステインを除去するものです。歯の内から漂白する必要がない場合、有効でしょう。ホワイトニング歯磨きは、成分に研磨剤が含まれている事が多いので、強く磨きすぎるとはのエナメル質を傷つけ、逆効果です。最近ではステインを浮かせてブラッシングで落としたり、ステインを削らずに分解して落とすなど、効果的に着色を落とせる歯磨き粉も販売されています。
歯磨きの方法を見直す
歯を白くするためには、ブラッシングの際に歯ブラシで歯を傷つけてはいけません。歯ブラシでゴシゴシ磨いて、歯の表面のエナメル質が削られてしまうと、内部の黄色い象牙質が透けて歯が黄ばんで見えるようになってきます。柔らかめの歯ブラシで、円を描くように1本1本丁寧にブラッシングするように心がけましょう。
歯科医院で黄ばみ対策
歯のクリーニング(保険適用内)
着色や汚れによって黄ばんでしまった歯は歯科医院で、クリーニングして落とすこともできます。クリーニングでは、普段の歯磨きでは取り除くことのできない歯の表面のペリクルという薄い汚れの膜を専用の機器で落としていきます。歯を傷つけることなく歯の本来の白さを取り戻すことができ、歯の表面もつるつるになり黄ばみ対策ができます。
歯石除去(保険適用内)
歯の黄ばみの原因にもなっている歯石は、歯科医院で除去することができます。歯石が着色して歯が黄ばんでしまった場合はこれを除去をすると、白い歯に近づけるだけでなく、定期的に歯石除去に行くだけで虫歯の予防・口臭対策にもなります。歯石は普段の歯磨きでは落とすことが出来ません。歯科医院で専用の機器を使って除去してもらいましょう。
ホワイトニング(保険適用外)
もともとの歯が黄色い場合や、歯がすり減って黄色くなってしまった場合は、歯のクリーニング・歯石除去・歯の表面研磨をしても、黄ばみが気になってしまう事もあります。その場合は、歯科医院でのホワイトニングする方法をお勧めします。
ホワイトニングには、いくつか種類があります。大きく分けると歯科医院に通院して行う「オフィスホワイトニング」、歯科医院で歯のカバーを作り、自宅で好きな時間に専用の薬剤を入れて数時間装着することで歯を白くする「ホームホワイトニング」などです。自分のタイプや使える時間、費用に合わせて検討してみてください。
きれいで健康な歯を保つために・・・歯科医院で定期的なメンテナンスをして歯の手入れをしましょう!
せっかくホワイトニングやクリーニングで歯を白くしても、毎日の歯磨きを怠ってしまうと、着色汚れがまた気になるようになってきます。毎日の歯の手入れを怠らないようにしましょう。また、定期的に歯医者さんに通い、メンテナンスしてもらい、歯石の除去をしてもらう事で白さを保つこともできます。
モテる男性はやはり清潔感があります。せっかくの素敵な笑顔も、歯が黄ばんでいるとやはり清潔感に欠けます。今歯の黄ばみにお悩みの方でも、今回紹介したように、最近では様々な対策があります。あなたに合った方法を是非試してください。白い歯になって、より一層素敵な笑顔を目指しましょう。