お酒を飲むと勃起しづらくなったり、中折れしたりしてしまうことってありませんか?
普段は勃たないなんてことはないのに、お酒が入るとなぜか勃起してくれないという人もいると思います。
せっかく女性といい感じなのにお酒を飲み過ぎていざという時に勃起しないというのは、男として情けないですよね。女性からすれば、そういう雰囲気の時に男性が勃起しないなんて冷めてしまいます。
では、なぜお酒を飲むとそうなってしまうのか。そして、どうすれば改善されるのかを紹介していきます。
そもそも、なぜお酒を飲みすぎると勃起しづらくなるのか?それには3つの理由があります。
理由1:勃起の仕組みとお酒の影響
まず1つ目の理由は、お酒を飲み過ぎると中枢神経が麻痺してしまうということです。
なぜ中枢神経が麻痺してしまうと勃起しづらくなるのかということですが、中枢神経の中には勃起を促す神経が含まれています。中枢神経が麻痺することにより、この勃起を促す神経も麻痺してしまうので、勃起しづらくなってしまうのです。
少しくらいの酔いならそれほど問題はありませんが、お酒が入り気持ち良くなってテンションが上がっている状態は、中枢神経が麻痺している証拠ですので、女性といい感じになってもいざというときに勃起しないなんてことになり得るのです。
また、血流が良くなると勃起しやすくなるという説がありますが、実は血流が良くなり過ぎるのも勃起しづらくなる原因の一つなのです。
これは、勃起の仕組みに理由があります。
勃起は、男性器に血液が流れ込むことで起こり、そして血液が停滞することでその状態が維持されます。
しかし、アルコールを摂取することで血管が拡張し、血流が良くなりすぎて、男性器に血液は流れるものの、血液が停滞しないということが起こります。
そのため、ムラムラする気持ちとは裏腹に、勃起しづらくなったり中折れしやすくなったりしてしまうのです。
理由2:睡眠欲と性欲の関係
2つ目の理由は、睡眠欲と性欲の関係にあります。
お酒を飲むと人によって様々な状態になります。例えば、ハイテンションになる人や、泣き上戸、笑い上戸、説教癖が出る人や眠くなる人など色々あると思います。
特に眠くなると言う方は注意が必要です。人間の3大欲求として、食欲、性欲、睡眠欲とありますが、その中でも性欲は最も優先順位が低く設定されています。性欲は睡眠欲を上回れません。
そのため、睡眠欲が発生している時は興奮もしないので勃起しづらくなったり中折れしやすくなったりするのです。
理由3:お酒で感度が下がる
また、お酒を飲みすぎると、五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)が鈍くなることで感度が下がるため、射精しづらくなります。俗に言う“遅漏”の状態です。
それにより、最初は興奮していても次第に萎えてきて中折れしてしまうことにも繋がります。
せっかくいい感じで女性とセックスを楽しめる雰囲気の中、遅漏、そして中折れしてしまうことは何としてでも避けたいものです。
ただ、お酒によって感度が下がり射精しにくくなることは、早漏気味の人にとっては好都合です。早漏で悩んでいる人はお酒をうまく使うことによって、より素敵なセックスライフを送ることができると言えます。もちろん飲みすぎには注意しないといけませんが。
以上が、お酒を飲むと勃起しづらくなる理由です。